秩父病院ニュース
10月12日(土)は、台風19号による強雨が予想されていますが、当院は10月11日午後4時30分時点において、12日の診療は通常通り行う予定です。
なお、今後診療体制に変更がある場合には、当ホームページにて即時公開いたします。
来年度(2020年)よりの当院の休日夜間の二次救急体制変更のお知らせ。
一昨年より関係各位にはお知らせさせて頂いている通りです。
1、2020年4月より土曜日の夜間、日曜日の昼間と夜間の二次救急輪番を辞退いたします。
2、水曜日の夜間は従来通り行います。
3、平日の昼間は従来通り、救急告示病院・二次救急病院としての体制を維持します。
4、変更の理由
①患者さんの利益を配慮 ②スタッフ不足 ③運営上の問題
解説
近年、医療は全く変わりました。特にこの10数年は激変と言えるでしょう。医療は進化し・専門特化しました。20数年前、心筋梗塞は医者も患者さんも家族も死ぬ病気と思っていましたが、今は違います。脳卒中の治療も進化し、今では迅速に治療すれば後遺症を残さないレベルまで来ました。一方で秩父地域は、残念ながらこれらの疾患に対して十分な治療ができません。患者さんにとって全国水準の医療を受けられることは当然の権利であります。
地域で対処困難な場合は、より早い高次医療機関への搬送こそ重要で、より緊急を要する疾患の場合は、地域内の二次救急病院等を経ない直接搬送がベストであります。
さて、この現状の中で、当院の夜間当番医体制は一人体制であり、しかも夜間救急当番日でも一般当直を兼ねています。入院患者を診、救急外来を診、その上対処できない場合、転送先を探し、迅速に送り届ける。しかも、救急車に乗って行くこともあるのです。これでは迅速な搬送は困難であり当番医にとっては酷であり、なにより患者さんにとって不幸であります。
なるほど人員を増やせればこの懸念は解決しますが、医師を含むスタッフの確保はそう簡単ではありません。病院は入院患者がおり、365日24時間、医師が居なければなりません。常勤のスタッフのみでは救急当番はもとより一般当直も到底無理であります。従って当院の研修医OBや大学病院、医師会の先生方にも救急当番や一般当直を助けて頂いております。様々な努力とご好意、他よりの応援を得てかろうじてやっているのです。働き方改革など夢のまた夢であります。もちろん初期研修医がいる時は二次救急当番医の補佐をしてもらいますが、あくまで彼らは研修医であり、スタッフとして期待すべきではありません。彼らが居ない月もあります。秩父地域では私共の様な私的病院が夜間二次救急を担当することは、もはや無理です。このことは二次救急病院の激減を見ても明らかです。夜間救急は 不採算の医療です。この分野は公的資金をつぎ込めることが出来、スタッフも自治医科大学や地域枠の卒業生が優先的に来てくれる公的病院、自治体病院こそが、地域のインフラ整備、あるいは社会保障として担うべきと考えます。私共のこの決断が、行政、公的病院、医師会他、関係者が現状を直視し、正確な実態を認識をするきっかけとなり、多くの現実的な議論がなされ、ひいては、秩父地域の救急医療の改善になることを願うものです。
院長 花輪 峰夫
入院される際の衛生材料(歯ブラシ、ひげそり、紙おむつ、尿取りパットなど)は入院患者様がご準備いただくことになっております。しかし、急な入院や患者様のご都合でやむを得ず当院の物品を使用する場合は使用に関しての「同意書」の提出をお願い致します。また、10月1日からの消費税改正に伴い金額の変更を行いましたが、衛生材料の多くは院内売店でも購入が可能です。(院内売店営業時間 9:00~18:00まで)但し、日曜、祝日はお休みです。 入院予定患者様におかれましては、当ホームページの「入院のご案内」をご覧頂き、必要物品は患者様において事前にご準備頂ますようお願い致します。
10月22日は祝日(即位礼正殿の儀)のため 当院外来は休診となります。
お間違えのないよう お願いいたします。
7月25日~26日に岡山で開催された 日本人間ドック学会学術大会にて、当院の黒澤奈美江先生が”便潜血陽性者における早期精密検査実施の重要性”という演題で発表しました。
便潜血検査で要精査の判定を受けたにも関わらず、それを放置したために、がんが進行してしまった方が時々いらっしゃいます。検診は受けただけでは意味がありません。もし、要精密検査の判定が出た場合は、必ず外来を受診してください。
当院では、検査精度が高い大腸内視鏡の他に、比較的楽に検査が行える大腸CTを受けることができます。それぞれ特徴がありますので、担当医は患者さんの状況や希望を考慮のうえ、どちらの検査が良いかを判断いたします。
くどいようですが、便潜血検査に限らず、要精査の判定が出た場合は必ず外来を受診してください。
7月21~22日に行われた乳房超音波技術講習会にて、当院の女性臨床検査技師がA評価を受けました。
A評価とは、乳がん超音波検診実施に留まらず、指導者としても活躍が期待される成績であります。
まだ反映されていませんが、日本乳がん検診精度管理中央機構のホームページに掲載される予定であります。
https://www.qabcs.or.jp/us/g_list/index.html
また、当院には女性の検診マンモグラフィ撮影認定技師も在籍しております。
https://www.qabcs.or.jp/mmg_g/list/index.html
乳がんは30歳代後半から増加し、40歳代後半で最も罹りやすい疾患です。また、女性が最も罹りやすいがんでもあります。一方、早期に発見すれば治りやすいという側面もあり、それにはマンモグラフィと超音波検査が非常に有効であります。みなさまの命を守るため、乳がん検診の定期的受診を強くお勧めいたします。
今年もきれいな、福寿草が咲きました。
春の訪れをおしえてくれます。!(^^)!
老梅にも、蕾ができてきれいな花が楽しみです。
少し、天ぷらにしたら美味しそう。
暖かい日が続くようになりました。
まだ、朝晩寒い日もあるので、体調管理をしっかりしましょう。(^O^)/
暖かくなり、まだまだたくさんの花が、秩父病院の周りに咲きそうです。
受診やお見舞いに、来られた方々の、心の癒しになればと思います。
4月4日より、毎月第1および第3木曜日の午前・午後外来(受付16時まで)に循環器内科外来が始まりました。担当医師は埼玉県立循環器・呼吸器病センター副院長 武藤誠先生です。武藤先生は心筋梗塞や狭心症がご専門で、カテーテル治療などでご活躍されています。
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