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花輪理事長の独り言

NPO法人Cancer.Stage0「みやのかわナイトバザール」に参加しました。

昨夜(2024 年10月19日)
NPO法人Cancer.Stage0は初めてのイベント活動として、「みやのかわナイトバザール」に参加しました。
この日のために購入したテントを張り、スタッフ、グッズ、照明等、準備万端。
ちょうどその時、雨が降り出しました。それもだんだん強くなりました。

一瞬、閑古鳥が背後の宮森の空を飛びました。

ところがです。サンバのリズムに合わせて、あらゆる世代の人たちがやって来たのです。
「大腸がん検診受付」も「がん細胞をやっつけろ射的」も大賑わいとなりました。残念ながら、私の「がん疾患相談ブース」だけは暇。早速、ブースを二つにし、私は監督、大野医師はカボチャを被って客引き?に。

結果、町内の事前申し込みを含めて、130人に迫る方々の「大腸がん検査申し込み」がありました。

この方々に
「便潜血検査キットと説明書入り、返信用切手、宛先付き、クッション封筒」をお渡しすることが出来ました。
※検査は無料。検体(便)は郵送です。
※検査結果も説明書と一緒に郵送します。
※陽性の場合は二次検査医療機関を紹介。
あいにくの雨にも関わらず、多くの助っ人、励ましの方々が来てくれました。
埼玉県秩父地域振興センターのNPO法人担当者、NPO法人ブレイブサークルの事務局の方。
私の患者さんや同病者、知人、FBのお友達、医者仲間、さらに議員さん、などなど。

宮側町会長はじめ、町内の方々にも大変お世話になりました。

サンバガールもハイタッチに来てくれました。残念ながら、検診を勧める暇はありませんでした。
多くの方々から、励ましと勇気を頂きました。ありがとうございました。

確実に一歩踏み出した実感があります。


10月19日(土)に行われる、みやのかわナイトバザールへの参加が決まりました。

NPO法人Cancer.Stage0の活動予定を報告します。
10月19日(土)に行われる、みやのかわナイトバザールへの参加が決まりました。
私どもの法人にとって、初めての具体的イベント活動です。
○ 無料での『便潜血検査』
○専門医による、主に、がん疾患相談
○射的・がん細胞をやっつけろ
がんの性質、検診の大切さが少しでも多くの方々に伝わることを願っています。
がんは、早く見つければ、まず死にません。

https://cancer0.org/


大雪山旭岳で振り返る記憶と再出発

さぁ、ポストシーズンに向けて?
これは、大谷翔平のこと。
私は、治療で憔悴した筋肉と体力回復のため、武甲山に続いて、大雪山旭岳に、今度は一人で登りました。
何故、大雪山かと言うと、50年近く前、私は新雪・深雪にはまっていて、確か4月のまだ新雪がある旭岳の頂上から一人で滑った記憶があります。
記憶はかなり曖昧で、ハッキリと憶えているのは、転んで雪に埋もれ、20分位起き上がれず、硫黄の臭いがして来て、ヤバイ、死ぬかも知れないと思ったこと。スキーヤーは私だけ。もし骨折等のダメージを受けていたら、ダメだったでしょう。
どこから滑り始めたのか?本当に板を担いで、雪山を登ったのか?忘却の彼方でした。
私はハッキリさせたかった。あの頃は、立山も乗鞍も月山も鳥海山も、確かに、頂上から滑った。決して転ばなかった。
そんな訳で、過去を振り返り、心身共に、これからの生き方に自信を取り戻せるかも知れない、と思い、旭岳に登りました。
登りでは、外国人を含む多くの登山者に抜かれ、下りは何度も転びそうになりました。
『多分あの辺から滑り出したんだ』
『あの辺りで転んで、死にっパクれた、そう、この臭い』
正面右手の尾根の向こうの大斜面、転んだのは、斜度が緩やかになった斜面の終わり付近。
私は大雪山旭岳の山頂から確かに滑った。
来た甲斐があった。
さぁ、『私の医者としての最終章の仕事、最後までやり切るぞー』

歴代のわが家の犬たち

犬の自慢をさせて下さい。

歴代の、家の犬達は、ほとんど武甲山に登っています。また、水泳が大の得意です。
ます、『レオ』、山岳救難犬のセントバーナードと海難救助犬のニューファンドランドの血が流れているレオンベルガーと言う犬種で、85kありました。ライオンと言うより、一見、熊に見えて、何度か間違えられました。
しかし、優しく逞しい犬でした。
6年間の短い命でした。

『ジャック』はゴールデンレトリバー。
43kあり、同犬種としては、異常に大きなヤツでした。アメリカのTV番組の『24』の主人公、ジャックバウワーから、ジャックと名づけました。なので、非常にテンションの高い性格?、同時に、時にはおっとり、ともかく癒される犬でした。
ヤツとは、あちこちでかけ、すべてのイベントに参加し、いつも側にいた感じがします。家族そのものでした。武甲山にも2回は登りました。

ジャックの兄貴分だった、ダックスもどきの『クータ』も、ジャックと同じの年のフレンチブルの『ポン太』も武甲山に登りました。ポン太、まだ東京で元気です。

ただ、泳ぎは両方ともダメでした。
今日の早朝、ミューズパークの展望台からアトムに「あそこに登ったんだよ」と教えましたが、いつもの様に、首を傾げるだけ。
全くいつもと変わらず。
筋肉痛なさそう⁉️

 


武甲山にアトムと登って来ました。

今日、武甲山にアトムと登って来ました。
私は、2022 年4月に、東海道を歩きました。
10月に富士山の1合目から5合目まで登り、2023年7月は、別ルートの5五合目から山頂まで、やってはいけない、弾丸登山をやりました。これはまいった。
歳と共に体力の衰えを感じつつ、11月に両神山に登りましたが、両足の殆どの筋肉がツリ、下山は日も暮れ、ヘッドライトを頼りにどうにか下山できました。
私は、2024年2月より、前立腺がんのホルモン治療を、更に8月より放射線治療最をやり、先日完了?しました。
最近の筋力・体力の低下を痛切に感じます。
そこで、振り返りました。そう、ジャックが逝ったのは、2022 年8月です。もう犬は飼うまいと思っていて、結局1年ちょっとでアトムを飼い、今、彼は1歳1ヶ月です。
この3年間、犬の散歩、充分な運動が出来ていなかったのが原因かも?
ホルモン治療だけのせいにすることも、歳のせいにすることもやめました。そんなの、分かっていることですから。
そんな訳で、今の自分の体力測定の登山でした。
まあまあでしょう。がん治療と散歩不足で衰えた筋力、散歩と筋トレを始めました。多分、今年もスキーできそうです。
それにしても、アトムは凄いです。
結論 犬は飼うべし、散歩はやるべし!

NHKクローズアップ現代の取材を受けています。

現在、10月2日(水)放送予定のNHKクローズアップ現代の取材を受けています。
きっかけは、当院(秩父病院)が、来年度から夜間二次救急輪番を止めること等が、新聞や民放テレビ、SNSニース、医療専門サイト等に報道されたことでしょう。

背景に、全国的、慢性的な地方の医師不足があり、『医師の地域偏在•診療科偏在』が問題となっています。
私は、地方の医師不足は、救急医療どころか、地域医療そのものの崩壊に繋がると危惧しています。
取材に際し、私はNHKのディレクターの説明から、番組の趣旨、目的は、『地方の医師不足の現状を取材し、その原因と解決策に迫る』と理解しました。私にとって、願ってもないことてす。

私は、自身を含め、当病院の全てを見てもらう事に決めました。
何ヶ月も前より、時間、場所•場面、人、多くのエネルギーが費やされました。
これが、たったの25分に集約され放送されるのだそうです。彼らのプロ意識を垣間見ました。
私の言いたいこと、私どもの訴えの何パーセントが、この番組で伝わるかは、分かりません。主役か、ピエロ役かも分かりませんが、そんなことは、どうでも良いのです。

ただ、

○気概を持って精一杯、ギリギリの状況で地域医療を支えている医療者と病院があること
○地域医療は崩壊の危機にあること

これだけは、国民と厚労省、特に埼玉県当局に伝わって欲しいと思っています。

また、NHKの報道の効果は別としても
私どもの『埼玉県知事への要望•埼玉県医師育成奨学金の返済免除病院の変更』
これは、奨学金の返済免除は公的公立病院に勤務しないとダメである。つまり、公民病院間の差別•不平等規則への変更要望です。

私は、奨学金適応医師が実力とキャリアアップが出来る要件を提示し、これを満たせる病院であれば、民間病院の勤務でも『可能』となるよう、要望しています。
これは、死んでも譲れません。
何故なら、この『埼玉県の決まり事』は、私の医者人生を全否定されているのに等しいからです。
森村誠一 流に言えば、『自分の証明』です。

 


NPO法人Cancer.Stage0の活動の一部ご紹介します。

NPO 法人Cancer.Stage0の活動の一部をLINE アカウントからご紹介します。
ホームページは未完成ですが、リンクしています。
是非ご覧下さい。

13日の金曜日

13日の金曜日、今の所悪い事は起きていません。
いつものアトムとの散歩後、そうそう、昨朝は蛇を踏みそうになり、アトムは素早く飛び退き、私は階段で転びそうになりましたが、大事に至らずでした。

いつもの様に8時45分に、今日は、次女の新車に乗せてもらい、治療に出発しました。
16回目の照射、残りあと4回まで来ました。ダルさと排尿困難はあるものの、やむなしでしょう。
昼食は、20年?ぶりか、スクールバスのカレー屋さん(ムササビ)。美味しかった。
以前、埼玉医科大学の非常勤講師として大学で学生に、救急画像の講義をしていた頃、よく立ち寄りました。(今も肩書きはあります)

その後、飯能まで行き、今日のメインイベント、『派遣医の懇願』のため、母校•日本医科大学病院へ、消化器外科教授を訪ねました。この一部始終をNHKが取材していました。

結果は、神のみぞ知る、でありますが、
『至誠にて動かざるもの 未だこれあらざるなり』 を信じます。

やはり、13日の金曜日でした。
西武線特急、飯能止まり、停電のため、秩父までは運転中止とのアナウンス。
バカヤロー、秩父まで歩いてやる⁉️
つい先日の、同じ目的も含み、帝国ホテルの祝賀会に出席した帰りも、特急は飯能で止まってしまった。

今日、教授が派遣の確約をされなかった大きな理由の一つが、秩父は遠いと言うことであった。
アー、疲れた。このへんで止めます。

 


記念すべき瞬間

2024年9月11日

忙しい一日でありました。
早朝、ミューズパークまで、いつものアトムとの散歩。

8時45分、放射線治療のため車で出発。
帰りは、携帯で大谷翔平試合を聴きながら、打席の時は、車を止めて、帰路。

13時30分、秩父市議会、木村議員の一般質問傍聴のため市庁舎へ

記念すべき瞬間
木村議員の、がん検診、特に大腸がん検診に対する市当局の見解、方向性を確認する質問に対して、大変満足の行く回答を頂きました。
さらに、我々のNPO法人の活動は市当局と目的を同じくするものであるとの見解、誠にありがたく拝聴しました。
一医者の夢が、市議会という公の場で、一つの形として、認知されたのです。

私にとって、記念すべき瞬間でした。
市議会、市当局、木村議員様に心から感謝申し上げます。

病院に帰るとNHKの取材が待っていました。
清々しい気持ちで、胸のつかえのすべてを吐き出しました。
今、秋の空気に満たされて、なんとなく、光が見えてきた様な感じがしています。


2月から始めたのホルモン治療に続き、放射線治療が始まりました。

前立腺がん治療

2月から始めたのホルモン治療に続き、放射線治療が始まりました。
ホルモン療法は、女性の更年期のような症状が出ると聞いていましたが、なるほどでした?
私の場合、一番まいったのは、筋力低下かな⁉️

アトムとの散歩はずっと続けていましたが、そんな事では足りないようです。
また、フィットネスで筋トレ始めました。

大学病院のがんセンターては、多くの私の患者さんや知人に行き合います。

放射線治療室には、通院治療の人達やベッドに寝たままの患者さん達、
次から次へとやって来ます。

私どもの活動は大事なことと、改めて感じます。


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プロフィール
秩父病院理事長 花輪 峰夫

秩父病院理事長 花輪 峰夫

人と人との触れ合い医療を実践し、患者さんから信頼され、スタッフが気概を持って、地域に貢献できる病院を目指します。

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