花輪理事長の独り言
クルージングと釣り情報
昨年より職員を西伊豆の海に連れて行っています。今年は、5月6月に計3回行きました。私にとって、海とヨットと釣りは自分だけの大切な世界です。海や山、自然との付き合いは、たとえ遊びでも多少のリスクを伴い、多くのエネルギーが必要なものです。私は何時も自分のことをちょっとした冒険家でありたいと思っていますが、最近はリスクや苦労を伴う趣味は敬遠される傾向のようです。私はずっと、そんな人達に私の趣味・遊びを理解してもらうことが面倒くさいと思っていましたので、特別な事情がない限り、自分一人か気心の知れた仲間たちのだけで楽しんで来ました。
しかし昨年よりなぜか私の気持ちも少し様変わりして来ました。歳のせいなのでしょうか?「最近の若いやつらは」と言い出すと歳をとった証拠ですが、最近の若いやつらを見ていると、あまりにも呆れることが多いのです。多少毒舌を吐きますと「ひ弱で臆病、探求心、冒険心なし、若者特有の馬鹿さなし、そして夢とロマンがない」のです。パソコンとスマホの知識・ゲームでの仮想体験だけで、この先生きてゆけるのか?とさえ思えるのです。勇気をもってリスクを乗り越え、痛みと苦労を自身の体で体験してこそ人生は面白い。医療における「極端な専門医志向の弊害」の如く、人生においても広い視野が必要なのでは?と思うのです。
私の遊びを彼らはどう感じるのか?一度見せてやろうかと思ったこと、心底この私にとっては素晴らしい世界を見せてやりたいと、おせっかい心がうずいたたことが、職員をヨットに誘うことになりました。徒労に終わり後悔するかもしれませんが、今のところ私の意図するところが分かってもらえているかどうかは別として、楽しんではくれているようです。そして、彼らをヨットに連れて行ってみて、確実に良かったと思ったことがあります。それはお互いをより知ることができたことでしょう。ヨットという同じ屋根の下で、2~3日一緒に過ごす、いわゆる、同じ釜の飯を食い、酒を飲み、非日常にどっぷりとつかる。そこで、心が通じ合うこともあります。仕事場では見えないその人の資質が垣間見えます。私は院長として思うことは、皆が仲良くなり、病院に活気が出てくれれば、それだけで十分満足です。今年は初期研修医を3人連れて行きましたが、彼らにも医者としての視野が広がるきっかけになれば良いと思っています。
今年の釣果はすごいです。正にビギナーズラックで、新人看護師の紅葉君に大きなヒラメ2匹、若手ホープの石渡君になんと4キロオーバーの真鯛が釣れました。その他、何人かにアカハタ、カサゴ、イサキ、メバルがたくさん釣れました。これは早速、病院の職員昼食に尾頭付きと煮物で登場しました。うまかった。
「今幸せになりたかったら酒を飲みなさい、3日間?幸せになりたかったら結婚しなさい、
永遠に幸せになりたかったら釣りをしなさい」
松崎マリーナオーナーの濱田さんと栄ちゃんさんが釣りたての魚とマリーナ敷地内の山菜、ハーブを使って、すべての料理を作ってくれました。
【メニュー】
各種お刺身
自家製ピザ釜で焼いたオリジナルピッツア・各種トッピング
アカハタ・カサゴの煮つけ
アカハタ・メバルの天ぷら
アシタバの天ぷら
自家製ポッテトフライ
ガーリックトースト
仕上げは本物のブイヤベースとリゾット
友人がやっている食事処「凪」で釣りたてのヒラメのお刺身