花輪理事長の独り言
花輪理事長の独り言(第十報)
埼玉県知事、議長様への要望、今日の毎日新聞の朝刊に載りました。
振り返って、12年前に私が秩父郡市医師会長であった時期にすでに、埼玉県医師会と県保健医療部に『地域の医師不足に対する思案』を提言して、審議検討をお願いしていました。
医師の地域偏在・診療科偏在については、学会等で何度か発信をしています。
これらは、今回、資料として知事等に提出しました。
今回の奨学金制度についても、3年前の『秩父医療協議会』で、奨学金返済免除指定病院が、公的公立病院に限ること、に納得出来ず、県に回答を求めていました。
理由は以下のものです。
1.この制度は、条例・規則を制定して運営している
2.その原資は埼玉県全体の税金で賄われている
3.公的医療機関は地域を担う中心的存在である
4.不採算医療を担っている
私はこの時点で、今回の様な県への要望を検討しましたが、コロナ禍等て、果たされませんでした。
今回、5月以来、全県的に多くの医療機関の先生方に電話でご意見を伺い、その全員の42施設から賛同をいただき、「埼玉県の地域医療を守る会・仮称」を立ち上げました。電話での感触と結果から、まだまだ多くの医療機関の賛同が得られると確信しています。
更新時間 : 2022年11月29日