花輪理事長の独り言
旧秩父病院への想い
早いもので、当院が宮側町からこの場所に移転してより2年9か月となる。熟慮の末、旧病院の建物は解体することにした。様々な思い出が詰まった病院の解体は未練もあり、寂しいことではあるが、空き家となった病院をただ見ていることも忍びないことである。
せめて、恐らく100年以上の間、秩父病院を見守って来たであろう木々だけは生き続けてもらいたいと思った。私が子供の頃はもっと大きかった木蓮、その頃も今と変わらない老木であった、皮だけで立っている梅の木。それと長女の誕生記念に植えた桜の木や中庭にあった木々。これらを12月の初旬に和泉町の新しい病院の敷地内に移植した。新しい地に根ざしてほしいと願っている。
更新時間 : 2013年12月11日