花輪理事長の独り言
新型コロナウイルス感染・第11報(2021年6月14日)
6月13日(日曜日) 504人の高齢者に対して2弾目の接種を行いました。
今回は前回の経験を活かし、多少変更を行い、さらにスムーズに接種を完了しました。
接種を受ける方たちの年齢構成はほとんどが85才以上で、100才越えの超高齢者も混じり前回と概ね変わりませんでした。
しかし、院内での接種は前回の68人(接種者自身の運転34人・その他タクシー、路線バス、徒歩・自転車等)に対し、今回は94人(接種者自身の運転53人・その他)と増加しました。接種者自身で運転して来る割合は年齢が若くなるほど多くなる傾向が見られました。
幸い、今回も全く副反応は認められませんでした。
変更・改善
1、接種場所を一か所変更
2、雨天用のパラソルを整備
3、接種される方が運転して来た場合に備え、問診表等の書類整理のため、駐車場内にテントスペースの増設
4、院内接種場の整備・スタッフ増員
5、院内接種者に対し、駐車場と院内接種場の歩行補助(車椅子・傘さし補助等)
考察
1,午後に一時期、雨が降ったが、パラソルが有効であった
2,ワクチン接種に対するドライブスルー方式が十分理解されていない
3,今後、年齢層が下がるに従い、接種される方自身が運転してくる割合が高くなるであろう
4,前回の接種と合わせ・計1008名の接種を通じて、ほとんどの方は、ドライブスルー方式でしか、接種の機会・方法がないであろうと考えられた。従って、超高齢者に対して、ドライブスルー方式は大変有効であると確信できた。
5,一方、年齢層の低下従い、この方式を見直す時期が来る事を念頭に置く必要がある。