初期研修医

2015年6月1日~6月30日

秩父病院研修を終えての感想

 6月1日早朝に正丸峠を越えて秩父の市街地に近づくにつれて目を奪われたのが歪な形をした山でした。武甲山でした。後でそのような形をした理由を教えて頂きました。 秩父の大自然に食い込んで生活してきた人がいることを強く印象づけられました。

 輪番制の救急当番日の当直明けに三峰神社に行きました。 境内を回ったあと林道をみつけドライブしてみました。三峰神社の存在を裏打ちしている圧倒的な大自然がありました。 別の日の当直明けに別の林道を行くとカモシカが飛び出してきました。東北の実家の裏山以外で初めてカモシカを見ました。 秩父には荒川が流れていて、そのそばにたくさんの人が住んでいました。

 このような土地の一角に秩父病院があります。秩父病院は明治20年開院とのことです。秩父事件が起こったのは明治17年らしいです。

 秩父病院では運営会議や経営会議にも参加させて頂きました。 大学病院で研修していると一番見えてこなかった病院の側面を実感をもって知ることができました。 秩父で生活している人が病気や怪我をし秩父病院で診療を受けることで、秩父病院で働く方々が給料をもらい生活していきます。 私も秩父病院から当直代を頂くことになっており、私もまたそのお金で生活していきます。

 一ヶ月研修させていただきました。どうもありがとうございました。本当に感謝しております。