初期研修医

2014年12月1日~2015年1月3日

私は8、9月に秩父病院でお世話になり、あまりの楽しさで12月もお世話になる事になりました。
8、9月の時点では腫瘍内科を志望しており、ゆくゆくは地域で癌の緩和をしたいと考えていた私は、ここ秩父病院で研修をしていくにつれ、癌に限らず、ターミナルは皆同じであることに気が付きました。 それと同時に『専門医』とはなんなのかを考えるようになりました。 そして、別な理由も相まって、来年度から救命救急科に入局することとなりました。 よく、先生方に『全く違う科になったね』と言われますが、私個人とすれば、方向性は変わっておらず、むしろ幅広くなったと思っています。
このような事を見つけることができたのは、秩父病院にお世話になったからです。 私は、秩父出身でもなければ埼玉出身でもありません。しかし、秩父病院にお世話になって『将来はここで医療をやりたい』と思うようになりました。
院長先生が良くおっしゃるように、『秩父で医療を完結させたい』。これはとても素晴らしい事だと思います。 それには、たぐいまれな医療の質と人材、そして地域連携が必要だと思います。院長先生始め、秩父病院の先生方はそれをお持ちです。 手術の技術もさることながら、その判断力と責任感には驚きの連続でした。大学病院で消化器外科の先生が小児麻酔をかけていますか?アテロームの切除をしていますか?骨折の処置をしていますか?秩父病院ではやっています。
具体的に秩父病院で勉強させて頂いたことを列挙します。

外科の執刀

虫垂炎1件、鼠径ヘルニア3件、アテローム切除1件を執刀させて頂きました。 正直、手術のセンスがない私に懇切丁寧に指導して頂き、本当に勉強になりました。 大学病院では虫垂炎やヘルニアは腹腔鏡がメインでしょうか。 私は若い時こそ、実際に腸に触れ解剖を勉強しながら手術ができる開腹を多く経験したかったので、それが実現できたことは本当に良かったと思っています。

内視鏡

正直、12月もお世話になった理由は内視鏡ができるようになりたかったです。 秩父病院では月~土まで午前中は上部、午後は下部を行っています。 上部に関しては、この3か月間で150件ほどやらせて頂きました。 大学ではありえないと思います。また、下部に至っても挿入から抜去まで通してやらせて頂くこともありました。 そのような環境を頂けたことに本当に感謝しております。

外来

外科・内科にかかわらず、みさせて頂きました。もちろん、研修医の立場ですので、外来すべての患者さんを診る事はできませんが、スタッフの方々のフォローも的確なので、焦ることなく外来に集中する事が出来ました。

病棟

主治医は常勤の先生が行いますが、担当医として日々の診療を行う事ができます。 転院などの判断も上級医と行います。看護師も非常に熱心なので安心して病棟を離れることができました。 リハビリテーションが備われば、最高だと思います。

当番当直

2次救急ですので、当然救急車も来ます。小児も来ます。輪番制なので患者は結構来ます。 大変でしたけど、やりがいはものすごくあります。ドクターヘリを要請した時は爽快でした。手当に関しても他の地域研修に比べて圧倒的に高いです。

アフター6

週2~3回程度は先生方と飲みに行きました。素敵な2次会もありです。5キロほど太りました。 などなどです。でも、結局は皆さん温かい方ばかりなので、そこが一番良かったのかもしれません。 これから、大学病院で後期研修を行い、成長してからまた秩父病院でお世話になりたいと切に願っております。本当にお世話になりました。ありがとうございました。